【事業】LightRing.「新型コロナ ユースゲートキーパー支援プログラム”ringS”」で最大10名にサポートを無償提供

2020年05月27日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

支え手支援コミュ二ティ ringSは、

「Self(自分)とSupport(支える人)のために、Safety(安全)なring(つながりの輪)を作る」という意味を込めたプログラムです。 

参加を希望の方は以下よりお申込み下さい。会の詳細は本ページをご確認ください。
 https://forms.gle/iUNgtPPQSP45QJKt7
 

当法人、特定非営利活動法人LightRing.では、設立以降10年間に渡り、

のべ11,000名の友人や恋人など身近で支える10代〜30代の方へセルフケア・ソーシャルサポートを提供してきました。

『友人や恋人の悩みを身近で支える方の抱える5つの悩み/課題』

1.不安/戸惑い

「身近な友達や家族に不安や悩みを打ち明けてもらったけど、どう反応してよいかが分からない」「対応が分からず、困る、逃げ出したい。」

2.無力感

「支えたい人がいたけれど、自分では何も出来なかった。」「ここまでやっているのに相手は一向によくなってくれない・・。」

3.孤独感

「支えることに関して相談したくても、周りからは”ほっとけばいいよ”と言われて誰にも相談できない」「同じ立場相談できる仲間がなかなか見つからない」など

4.精神的疲労

「支えていくことが正直しんどくなってきている」「支えることに疲れてきた」など

5.答えが見えない恐れ

「支え方が合っているのか分からない」「適切な支援を知りたい」など

このページを見てくださっている皆さんの中で、このような思いを感じたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

在宅で過ごす時間が増える中、こういった悩みや困難を抱える支え手さんに向けた「身近な支え手」のためのサポートを無償で10名の方へご提供します。

  • 新型コロナウイルス感染症における子ども・若者自殺・メンタルヘルス問題への影響

現在新型コロナウイルス感染症の影響で、外出自粛によるストレスや家庭内での問題、経済的な不安など、メンタルヘルスに不調をきたす方が増加しています。

また、緊急事態宣言解消直後の今、長期休暇明けの自殺が増加することの恐れを防止するべく、「周囲の異変に気付く」「身近な人が手を差し伸べる」など

身近な支援を行うことの社会支援は、今まで以上に必要不可欠で喫緊な状況です。

このような状況下、医療従事者だけではなく、友人や恋人、家族などを身近な立場でサポートしている「支え手」への支援も同時に急務の状況があり、

ringSでは東京都を中心に全国の支え手さんを支援する観点や、上記のコロナウイルスによる生活形態の変化から

オンライン支援形式を取り入れ、初回ではZOOMによるオンラインプログラムの開催をスタートいたします。

(今後、状況に応じて対面での開催も想定しています。)

ringSを立ち上げた背景

特定非営利活動法人LightRing.では過去、「心の病の一次予防」を目的に、心の不調を抱える方を身近で支える友人やご家族等のための交流会を開催してきました。

しかし、近年、10歳〜15歳の死因の1位が自殺になる等、子ども・若者の自殺が非常に喫緊の社会課題であることを背景に、「若者自殺予防」を主眼に、

ユースゲートキーパー(若者の支え手)の養成に教育機関や行政と連携協力し、力を入れて取り組んで参りました。

 

しかし、私たちは友人や恋人をそばで支えるユースゲートキーパー養成を大学などで行う中、養成した方々の行く場がなく孤立をする現状や

既にそばで10代〜20代の「死にたい」を受け止めるユースゲートキーパー(若者の支え手)の置かれる現状を知ることになりました。

「今支えてる人がいるけど、”そんな人離れなよ”と言われるから、周りには言いたくない」「悩み相談って1度乗ると、最後まで助けないといけないじゃん。それは私には無理だよ」

などという声を多く聞き、まだまだ支えることに対する偏見があり、支え手に対する社会的支援が十分でない実態があります。

 

この現状を目の当たりにした私たちに出来ることは「支え手に対する、強固なコミュニティの構築」だと考えました。

若者が若者を支えるために必要な支援は、これまでゲートキーパー養成という立場から支え手に寄り添ってきたLightRing.だからこそご提供できるものだと考えます。

LightRingTimeから進化した「ringS」。これを新たに20代のスタッフが主体となり今、必要な身近な若者を支える方々への支援を立ち上げます。

【第1回 ringS 参加者募集のご案内】

■参加対象

「支える」ことに対して、悩んだり、考えたり、関心を持っている若者の方

→冒頭にある5つの悩みのような感覚を抱いたことがある若者の方には特におすすめです。

※39歳以下の方を若者と定義していますが、特に10~20代の方を優先します。

※「支える」ことに対する深さは問いませんのでご安心ください。

「悩み相談をされて対応に困ってしまった」「数回程度話は聞いているものの支えているといえる自信はない…だけど話は聞いてみたい」「うつ状態にあるパートナーを支えている」など、対象に近いと感じる方であればどなたでも参加を歓迎しております。

 

■会の概要

第6回 ringS

◇日時 2020年12月13日(日)14:00~16:00(13:55開場)

◇場所 東京都品川区五反田(詳細は、お申込者の方にのみご連絡します。)

◇人数 10名(先着) (※10月29日現在、残席2名となります。どうぞお早めにお申し込みください。)

◇料金 無料

◇準備物 筆記用具

◇申込 12月11日(金)正午まで ※満員になった場合はその時点で申し込みを締め切ります

◇参加申込フォーム

https://forms.gle/iUNgtPPQSP45QJKt7

写真のように顔を見ながら、様々なお話をすることが出来ます。また、オンライン開催の場合は通信環境があればどこからでも参加が可能なため、アクセスの心配がなく、全国どこからでも参加が可能です。(オフライン開催の場合でもオンラインを繋ぐことが出来ないか検討中です)

 

■プログラム内容

第一部 実践セルフケアプログラム

支え手であり一人の人間である「自分自身」を大切にしながら、相手も適切に支えるためのプログラムです。 

支える中で感じている自身の「感情」と向き合い、専門的な観点からセルフケアのポイントを学びます。

 

第二部 支え手座談会

 普段自分の行っている「支え方」について振り返りながら、嬉しかったこと/困ったことなど、自由にお話をしていきます。

お話をする中で、悩みを吐き出す、強みを見つけ合う、意見を出し合い考えるなどを行います。

 

■事業担当者 中村健よりメッセージ

 この度は支え手支援コミュニティringSに関心を持って頂きありがとうございます。

これまで私は、様々な状況に置かれた友達を継続的に支える経験をさせてもらいました。

支えることは充実感を感じる瞬間もある一方で、難しい局面も多くあり、そんな時誰にも言えずにいたのを覚えています。

以上の経験から、身近な誰かを支える人が孤立せず、自分のことを大切にしながら、

誰かを支えることが出来る環境を作りたいという思いで、このプログラムを立ち上げました。

 

ringSが、今誰かを支えようと動いている方の安全な居場所で在れるよう、温かい空間を作っていきたいです。

 

【当日スタッフ】

当日は心理の専門家だけでなく、皆さんと近い境遇にある「LightRing.スタッフ」もお話に入るので安心してご参加頂ければ幸いです!

 

■LightRing.スタッフ

LightRing.スタッフは「現在身近な人を支えている」「過去に身近な人を支えた経験がある/もしくは支えに悩んだ経験がある」若者で構成されています。

ぜひスタッフとも色々お話をしてもらえれば嬉しいです!

 

・なかけん

20代。NPO法人やコワーキングスペースのスタッフとして働いている。

17歳のときにうつ状態になり、自殺やうつというメンタルヘルスの問題に関心を持つ。

家庭内での問題に悩む友人や学校に馴染めず統合失調症になった友人などを継続的に支えた経験がある。

・ゆみ

20代。「誰かを支えた」とは明確には言えないが、「支えたいと思ったがうまく支えることが出来なかった」という経験を持つ。

今後、支えに対する様々な意見を聞いていきたいと思っている。

 

■LightRing.スーパーバイザー(心理の専門家)

・石井 綾華(精神保健福祉士、特定非営利活動法人LightRing.代表理事)

厚生労働科学研究 革新的自殺研究推進プログラム研究者であり、若者自殺対策全国民間ネットワーク共同代表・設立発起人。作新学院大学客員准教授。新宿区自殺総合対策会議委員や港区自殺対策関係機関連絡会(精神保健福祉連絡協議会)委員、中学・高校保健体育教科書副読本の監修者等務める。著書「思春期学 第20章 一般市民の潜在能力と可能性。

【特定非営利活動法人Light Ring.について】

■団体概要

『誰もが、自らこころの健康を整えることのできる社会』の実現のため、周囲の人間の「こころの支え手」となれる若者をひとりでも多く育成することを通じ、

社会全体として、すべての若者に「こころのケア」が行き届くことを目指しています。

 

①悩みを抱える人や専門家ではなく「そばにいる一般市民」に主体と対象を特化している点

②「若者による若者のための」メンタルヘルス課題の解決を目指している点

③ 精神疾患の治療、では無く”予防”に主眼を置く点

を大きな特徴とし、現在は身近で悩みを抱える人に手を差し伸べることのできる人(ゲートキーパー)を養成する事業を各地域で展開しています。

 

■実施事業

・若者自殺対策ゲートキーパー育成事業

  新宿区や港区、東京都の中学生~専門/大学生に向け、ゲートキーパー養成講座を実施

・若者支え手支援事業

Light Ring Time

「ringS」の前身。誰かを身近で支える支え手で集まり、支え手報告や支え方に関する事例検討を行い、交流を深める場を開催。

ソーシャルサポート力養成講座

相談を受けるときのちょうどいい距離感や傾聴スキルなどの“相談を受ける技術”を実践的に学び、 身につけるための講座

聴くトモ養成講座

若者支援の専門家から、専門家に相談する前の初期支援力(ファーストエイド)を学ぶ講座。聴くトモ試験に合格した方は、1年間「聴くトモスタッフ」として、若者のこころを支える現場に携わる。

聴くトモプログラム

「聴くトモ養成講座」を受け試験に合格した「聴くトモ」が、60分間悩みや不安を抱えている方のお話を親身にお聴きするプログラム

・中高代向け/教職員向け講演事業

 

【お問い合わせ先】

団体名:特定非営利活動法人Light Ring.(ライトリング)

代表理事:石井 綾華

事業担当:中村 健

メール:info@lightring.or.jp

HP:http://lightring.or.jp/ 

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