1/29(火)若者自殺予防ゲートキーパー養成事業の効果測定結果

2019年01月29日

厳寒の候、皆様におかれましてはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。

さて、この度は
東京都より「平成30年度東京都地域自殺対策強化補助事業助成金」を賜り
実施しておりました「若者自殺予防ゲートキーパー養成事業」の効果測定結果を下記の通り公表致します。

本事業にご協力頂きました皆さまに、深く感謝いたしております。
今後とも、Light Ring.をどうか宜しくお願い申し上げます。


  1. 明治学院大学の学生(N = 8)を対象としたゲートキーパー養成研修のプログラム評価
     全2日間(前半・後半)の研修参加率は、75.00%であった。1日目の授業を受講した学生8名のうち、2日目の授業を受講した学生は6名(女性=4名; 20代=100.00%)であった。本項に関する報告書は、【公開資料】をご覧ください。
  2. ゲートキーパー養成研修の受講者を対象とした追跡面談調査 
     明治学院大学の在学生3名を対象とした追跡面談調査から得た事業実施の結果を以下に提示します。

    • ゲートキーパー養成研修を受講したことにより、身近な他者からのSOSの気づきに変化があった。
       就活に悩んでいる友人を支えているK. H.さん(20代)によると、研修前は、友人との普段の会話に出てくるような悩みは“些細なこと”と思い、記憶に留めなかったという。研修後、「その友人にとっては重要なことかもしれないので、表情を見たり、話しをちゃんと聞いたりしようと思った」など、早期のタイミングで異変を発見できるようになった結果が多数報告された。
    • ゲートキーパー養成研修を受講したことにより、身近な他者からのSOSの受け止め方に変化があった。
       悩みを打ち明けることに抵抗感を持ち、就活に悩んでいる恋人を支えているK. K.さん(20代)によると、悩み相談を受ける際に思わず提案したり指示したりして、悩みを打ち明けてくれている彼女と衝突することが多々生じたという。研修後、「(肯定的に)聞いてあげることを心掛けるようになったら、彼女との喧嘩は減った。」など、悩み相談を受けるハードルが下がり、継続的に相談者を支えられるようになった結果が多数報告された。

 

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