代表理事プロフィール

NPO法人Light Ring.代表理事 石井 綾華(いしい あやか)






 ・精神保健福祉士
 ・若者自殺対策全国民間ネットワーク共同代表・設立発起人
 ・Social Skills Training (SST、社会生活機能訓練療法)初級指導者
・厚生労働科学研究 革新的自殺研究推進プログラム 共同研究者
 ・Mental health anti-stigma global alliance

【略歴】
 1989年(平成元年) 福島県郡山市生まれ。29
 2010年1月  こころの病予防プロジェクトa.light(アライト)設立
 2012年2月〜 法人化につき団体名称を変更、NPO法人Light Ring.を設立登記
 2014年7月〜 新宿区自殺総合対策会議 若者支援専門部会 専門委員
 2015年1月〜 港区自殺対策関係機関連絡会 委員
 2015年4月〜 新宿区自殺総合対策会議 委員 / 作新学院大学 客員講師 就任
 2018年4月〜 作新学院大学 客員准教授 就任

【委員】
・新宿区 自殺総合対策会議 若者支援専門部会 専門委員(2014年〜現在)
・新宿区 自殺総合対策会議 委員(2015年〜現在)
・港区  自殺対策関係機関連絡会(精神保健福祉連絡協議会)委員(2015年〜現在)

・新宿区 自殺総合対策会議 自殺対策計画検討部会委員 (2018年~2019年)       

・港区 港区自殺対策推進計画検討委員 (2018年~2019年)
・作新学院大学客員准教授(2016年〜現在)
・若者自殺対策全国民間ネットワーク共同代表・設立発起人(2016年〜現在)

【論文・学会発表】
〈海外〉
・Scientific Research Publishing “Health” Vol.7 No,3,March 2015 掲載
 「Qualitative Process Evaluation of a Social Support Educational Program for Youths(青少年のためのソーシャルサポート教育プログラムの定性的プロセス評価)」 (2015)
・48th Asia-Pacific Academic Consortium for Public Health 登壇
「Social Support and Its Influence on Mental-Health for the Helper」Measurement and Evaluation Team Light Ring.(2016)
・11th International Early Psychosis Association (Boston.IEPA) 登壇
「Reducing Mental Health Stigma Among Young Adults in Japan」 (2018)など

〈国内〉
・第17回日本精神保健・予防学会学術集会
 「精神保健・予防学を再定義する(「苦しい時にヒトは助け合う」行動を科学する〜育児・思春期・労働・高齢にわたって〜)」
「若者が若者を支えるということ〜実践の現場から〜」(2013)
 シンポジウム10「苦しい時に人は助け合う」行動を科学する
 演者:石井綾華、笠井清登、澤田優美子、堀江紀一(五十音順)など
・第19回日本産業カウンセリング学会  口演
 「ソーシャルサポート養成プログラムの定性評価」(2014)
・第19回日本コミュニティ心理学会大会 口演登壇
「若者ゲートキーパーの活動に対するセルフケアモデル作成の試み」(2016)
・第57回日本児童青年精神医学会総会 登壇
 シンポジウム8「子ども・若者の自殺予防」
 司会:松本俊彦(国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所)
 S08-2「民間団体による若者の自殺予防」(2016)
・第35回日本社会精神医学会 口演登壇
 「ソーシャルサポートの提供が抑うつに及ぼす影響の検討:主観的幸福感を媒介要因として」(2016)
・第42回日本自殺予防学会総会 日本自殺予防学会 口演登壇
「新宿区における自殺予防のための若者ゲートキーパー養成事業(Social Support Light Ring Time: SSLRT)の開発と実践」(2018)
・平成30年度 厚生労働科学研究 革新的自殺研究推進プログラム
「インターネット・SNS等の仮想空間における若者の援助希求に関する意識と自殺対策の政策的方向性に関する研究 共同研究者」(2018~現在)等多数

【出版物】
 ・提出 厚生労働省 平成26年度自殺対策白書 
 「我が国における自殺の概要及び自殺対策の実施状況」
 第189回国会(常会)「若者向けゲートキーパー養成の取組について」p127-128
 ・著書「思春期学」(2015,長谷川寿一監修 東京大学出版会)
  第20章 一般市民の潜在能力と可能性 執筆
 ・共著「Qualitative Process Evaluation of a Social Support
   Educational Program for Youths
」Mami Kasahara-Kiritani(第一著者),
Fumitaka Masuda
 ・監修「中学校保健体育副読本 悩みは、がまんするしかないのかな?」(2014,公益財団法人精神・神経科学振興財団)
 ・監修「高等学校保健体育副読本 うつむいているあの子のことが、このごろすこし気になる」(2019, 公益財団法人精神・神経科学振興財団)

【受賞歴】
・日本質的心理学会 国際フロンティア奨励賞 受賞(2015)
・東京大学「医の原点 感謝状」受賞(2017)
・公益財団法人こころのバリアフリー研究会
 「平成28年度こころのバリアフリー賞」受賞(2017)
・公益財団法人杉浦記念財団「第7回杉浦地域医療振興賞」受賞(2018)

【メディア】
・NHKおはよう日本「自殺予防週間」出演(2012)
・NHK「クローズアップ現代 若者の自殺〜若者がホンネで話すため〜」
 スタジオ解説・VTR出演(2016)
・日本テレビ「スッキリ!」中学生の自殺報道についてコメント放送(2016)
・NHK「自殺防止を大学生が話し合い」報道ニュース放送(2016)
・毎日新聞朝刊「夏休み前の子どもの自殺」報道の検証記事(2018)
・The Japan Times「An unorthodox approach to tackling youth suicide」(2019)など多数。

 

 

 

 

 

代表理事からのメッセージ

 高校3年生の時に家族がアルコール依存症とうつ病のために亡くなった身近な実体験から、依存・うつというものが、死に直結する非常に危険な病であること、また誰もがなりうる病であることを実感する機会に直面しました。
 依存はこころが弱いから陥る問題では決してありません。ただ、アルコールやパチンコなど自分に悪影響を及ぼすもの以外に、頼れる何かがなかったというだけなのです。それが足りないばかりに、悪影響をもたらす事物に頼り、家族にも地域にも職場にも迷惑をかけ、自身をも傷つけていき、果てには、もっと満足できたであろう自分の人生を破綻させてしまうことになります。思っているよりも、ずっとすぐそばに「死」が待ち受けているのが、こころの病の特徴です。
 この経験を踏まえ、様々な文献を読んだ結果、私はいま分かっていることが2点あります。
 一つ目はこころの病で悩んでいる方々は、周りに存在を肯定してくれる存在がいれば、多くの場合、重症に至ることを防ぐことが出来たという仮説が立てられること。
 二つ目は依存性をもたない、その人の状態にあった休養の指針を見出せば、それが予防にも治療にも活かすことが可能であると言うこと。なぜなら、精神科の病院に行き、投薬治療のみをすることが必ずしも最良の回復(寛解)方法だと断言できないからです。
 こころの病の可能性がある方々は自分を病だと認めたく無いなどの理由から、ほとんど唯一の解決行動となりうる通院さえも拒みます。病院へいくことで、「敗北感」を感じます。精神科病院には、背景に診療報酬の問題があるため、少しでも病の可能性があれば、いたずらに薬を処方する医師もおり、それによって病気の進行が助長されたり、自死を誘発される可能性も含んでいます。
 そのために、私は、この病に向き合って生きやすい方法を持つためには、「敗北感」を感じることない、通院を支援するような方法を創れないだろうかと考えてきました。
 一人でも多くの方が幸せに生き続けるためには、普段から実生活の中で、気軽に頼れるこころの寄りどころを持ち、適度な休養を取りながら、前向きに生きることをサポートできる基盤を備えることが重要であると考えます。
 一人ひとりを支える機会を増やしていくことで、個人として自分の存在への自己肯定感を持つことができ、相手とお互いを肯定し合う環境をつくることができます。その延長上として、第一に人の存在を肯定し合える社会を創ることが、この問題解決のために必須であると考えます。
 非医療者でも、近くに居るからこそ、出来る支援をはじめていきます。

NPO法人Light Ring.代表理事 石井 綾華

経歴

 

2010年 任意団体こころの病予防プロジェクトa.light(アライト・あらいと)を設立。
居場所に興味がある20代が自由に過ごせる時間「Co-Freetime」計52回開催。
メンタルヘルスを楽しみながら知るための「メンタルヘルス×○○」を計3回開催。
(例:臨床心理士を講師に招き、映画×メンタルヘルスなど)
2010年7月25日 『こころの健康保持および増進のための精神疾患対策基本法(仮称)』の制定のための「こころの健康政策構想実現会議」発足式学生代表スピーチ
2010年9月10日 WHO後援 自殺対策全国民間ネットワークフォーラムにてパネリスト参加
2010年9月26日 内閣府・地域社会雇用創造事業交付金事業の採択を受けた「ソーシャルビジネスエコシステム創出プロジェクト」の一環であるNPO法人ETIC.主宰「ソーシャルベンチャースタートアップマーケット」第1期生選出。
2012年2月20日 NPO法人Light Ring. を設立登記。
2012年4月 ソーシャルサポート事業開始
2014年3月 NHKハートネットTV 増える20代の自殺 第2回私たちが生き抜くために スタジオ出演。
2014年6月 テレビ東京 ヨルカフェTOKYO出演。
2014年6月 内閣府主催 青少年問題調査研究会 第1回「困難を有する子ども・若者支援セミナー」講師講演
2014年12月 日本テレビ NEWS ZERO 「もし恋人が心の病だったら」LightRing.特集
2015年3月 内閣府自殺対策推進室 Yahoo!JAPAN PR「密着!ゲートキーパーの素顔」インタビュー
2015年4月 世田谷区委託事業「こころスペース(思春期青年期こころの健康相談事業)」開始
2016年10月 日本児童青年精神医学会 日本児童青年精神医学会総会「民間団体による若者の自殺予防」口演
 NHKクローズアップ現代東北版 特集「若者がホンネで話すために~東北から考える 新たな自殺対策~」スタジオ出演・授業密着取材
2016年11月 RCF復興支援チーム『TOMODACHI ゴールドマン・サックス 女性起業家支援プログラム』採択
2017年2月 若者自殺対策全国ネットワークより、5年ぶりに改定する自殺総合対策大綱の中へ「若者自殺対策を強化する」項目を追加する要望書を若者自殺対策ワーキングチーム座長 谷合正明参議院議員へ提出
2017年7月

若者自殺対策全国ネットワークの提言を受け、自殺総合対策大綱の中へ「若者の自殺対策」の項目が新規追加される。(参考:http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000172203.html

オーストラリア メルボルン大学で招待講演
演題 The social issues and social works of youth mental health in japan

  その他登壇実績はこちらから

自身の「摂食障害」での入院体験や家族のアルコール依存症などの原体験を基に、「こころの病」は、医師だけが直す対象である「病気」ではなく、医師含め社会全体で解決を目指すべき「社会問題」だと考える。その後、心の病の社会課題が引き起こす社会構造を自身なりに分析し、「誰もが、そばに居て、自分を受け入れてくれる人を見つけること」が、最も課題解決のために必要な答えであると考える。

Light Ring.は石井の経験則と実践学習を基に、「自分の大切な人を受け入れ、そばで支える」ための「受容力」「理解力」「知識力」を身につける養成事業及び、実生活で支援を行いながら、こころの病の社会課題の解決に活かしていく、支援事業を展開する。

一般市民が、専門家との役割分担を行いながら、友人や家族の周囲の方のソーシャルサポートを学べる教育機会と仲間との出逢いの場を創出する。日本の若者自殺うつ問題を、「同世代」の支え合うモデルで解消できる未来を目指す。

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