研究・調査・提言
一覧はこちら提言
自殺対策議連の若者WT谷合議員に
若者自殺対策強化の要望書を提出
2017 年2月21日、代表理事・石井は若者自殺対策全国ネットワークの共同代表として、他代表らとともに「自殺対策を推進する議員の会(議連)」の若者自殺対策ワーキングチーム座長 谷合正明参議院議員に対し、5年ぶりに改訂される自殺総合対策大綱の中に「若者自殺対策を強化する」項目を追加する要望書を提出しました。
同年7月25日に「自殺総合対策大綱~誰も自殺に追い込まれることのない社会の実現を目指して~」が閣議決定され、自殺対策における当面の重点施策として「子ども・若者の自殺対策を更に推進する」ことが追加されました。
内閣官房に子ども・若者の孤独・孤立防止に関する提言書を提出
2021年7月6日、代表理事・石井は、内閣官房(現・内閣府)孤独・孤立対策室主催の第3回孤独・孤立対策に関するフォーラムにて、「子ども・若者の孤独・孤立防止に関する提言書」を提出しました。これは、孤独・孤立防止に関して、子ども・若者にも目を向けること、特に悩みを受け止める支え手を忘れずに対象に含めてほしいことを要望するものです。本要望書はLight Ring.単独で提出しており、当法人の基本的なスタンスが表れています。

孤独・孤立担当大臣の野田聖子氏(当時)に
孤独・孤立対策における支援者支援に係る提言書を提出
2022年8月2日、代表理事・石井は、 孤独・孤立担当大臣の野田聖子氏(当時)に対して、孤独・孤立対策についての提言書を提出しました。
孤独・孤立の当事者支援においては、家族や友人等、当事者の身近にいる非専門家が大きな役割を果たしているケースが多く、特に10代・20代の若者については、SNS上で同世代の悩みや課題を検知して相談に乗るなど、孤独・孤立の問題に対応するうえで重要な役割を担っています。しかし、同時に、他社の悩みを受け止め対応する上で困難を抱えることが多い、非専門家の友人や家族を支援できる専門家・支援職が足りないケースがある、など課題も多分に存在します。
このような現状を踏まえ、Light Ring.は、本提言を通して以下5点の実現を要望しました。
1. オンラインを活用したピアサポートの促進、専門家への連携
2. 非専門家の支援者について、支援技術を向上させる場の設置
3. 非専門家の支援者を支援する人材の育成
4. 支援者支援を目的とした専門家(スーパーバイザー)全国ネットワークの形成
5. 支援者支援についての効果測定
WHOの国際会議で子ども・若者のピアサポートシステムの開発について提言
2023年12月3日、代表理事・石井は、WHOの国際会議(Leadership and capacity building workshop on community-based mental health)で、日本の自殺問題と当団体の活動状況、結果を報告しました。その上で、子ども・若者のメンタルヘルスや自殺予防のために、WHOと共にノンプロフェッショナルによるピアサポートシステムの開発について提言を行いました。

内閣府孤独・孤立対策室室長に
孤独・孤立対策における支援者支援に係る提言書を提出
2024年4月11日、代表理事・石井は、内閣府孤独・孤立対策室室長に対して、孤独・孤立対策における「支援者(悩みを受け止める者)支援」に係る提言書を提出しました。
Light Ring.ではこれまで「悩みを受け止める子ども・若者」に対して、ピアサポート・支援者支援の観点から、専門性を持ち支援活動を継続してきました。その経験を踏まえ、本提言を通して以下3点の実現を要望しました。
1. 「支援者(悩みを受け止める者)の相談支援体制」を骨太方針へ明記すること
2. ピアサポートによる支援者(悩みを受け止める者)向け相談窓口の情報提供
3. 「悩みを受け止める側の子ども若者」のための支援連携に関する情報提供