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一覧はこちら【お知らせ】9/13 オープンチャットケースカンファレンスを開催
日頃よりご支援賜り、心よりお礼申し上げます。
2025年9月13日(土)、当法人では、子ども・若者の孤独や自殺予防の一環として、悩みを抱える友人や仲間を日々支えている「支え手(ゲートキーパー)」の若者を対象に、ピアサポート型の交流イベントを開催しました。
本交流会は、自殺予防週間(9月10日〜16日)にあわせた企画です。日頃から当法人が運営するLINEオープンチャットを通じて、身近な人の相談相手になっている若者たちが、今回は対面(Light Ringオフィス/東京都千代田区)とオンライン(Zoom)の両方で集まり、つながり合う時間となりました。
当日のプログラム
- 支え手の若者同士による座談会・対話
- 「支える側」として抱える気持ちや悩みの共有
- 支援の工夫やセルフケアを共に考えるグループワーク
参加した若者たちは、それぞれが直面している葛藤や工夫を率直に語り合い、「支える側」同士だからこそ分かち合える安心感を感じながら交流を深めました。
ご登壇・ご視察いただいた皆さま
当日は、研究や実務の観点からも多くの先生方にお越しいただきました。
- 小野 雄大 様( 子ども家庭庁 支援局総務課長/自殺対策室長)
- 藤井千代 先生(精神科医/国立精神・神経医療研究センター)
- 勝又陽太郎先生(東京都立大学 人文社会学部 人間社会学科 心理学教室 准教授/博士(心理学))
- 氏原 将奈 先生(保健師/淑徳大学 看護栄養学部 准教授)
- 岩澤 敦史 先生(精神科看護師/淑徳大学 看護栄養学部 助教)
それぞれの立場から、若者同士による支え合いの意義や今後の展望についてコメントをいただき、参加した若者にとっても貴重な学びの機会となりました。
参加者の声
交流会終了後には、参加した若者から次のような感想が寄せられました。
- 「友達を支えるときにこの対応の仕方でよいのか悩んでいたけれど、みんなの工夫を聞けて、少し肩の力が抜けた」
- 「孤独なのは自分だけじゃないと分かって、心強かった」
イベントの特長
- 若者同士によるピアサポートの実践
- LINEオープンチャットを活用した支援モデル
- 「支える人」への支援を通じた自殺・孤立防止の仕組みづくり
今回の交流会を通して、孤独や悩みを抱える人を支える若者たち自身もまた、支え合いながら前に進むことの大切さを改めて実感する時間となりました。

Light Ringでは今後も、支え手となる若者が安心して自分の思いを語り、学び合える場づくりを続けてまいります。
皆様のご支援、ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
特定非営利活動法人 LightRing.